5日かばさわ
本日は、日中に会議があるため、その前後に江東区のあぜ上三和子都議の選挙応援の電話かけをわが事務所で行いました。つながらない電話や留守電なども多くありましたが、ワクチン接種は予約が進んでいる印象を持ちました。「非自民」だという方に共産党への支援をすすめるところまではむずかしいですが、都立墨東病院の独立行政法人化を小池都政が進めようとしている問題を話すと知らない方ばかりでした。都立病院としての役割を果たすよう奮闘しているのはあぜ上都議だけだと話し、共感を得る手ごたえを感じました。高齢者が閉じこもりがちで外出を控えている状況も千葉と変わらないと実感します。今後も支援を強めていきます。
さて、昨日から議会が開会し、党市議団は、発議第2号千葉市高齢者補聴器購入費助成条例の制定についてかばさわ議員が登壇し提案理由を述べました。
 聴力低下で日常生活を営むのに支障がある高齢者に対し、補聴器の購入費助成で外出や地域交流を支援し、閉じこもり防止をして高齢者の福祉増進を図るものです。
  日本老年医学会によれば加齢性難聴は50歳頃から始まり、65歳を超えると急増し、60代後半では3人に1人、75歳以上になると7割以上が発症するとの報告でだれもが可能性がある課題です。
 厚労省も難聴が認知症の危険因子と掲げ、2017年のアルツハイマー病協会国際会議で、「認知症の約35%は、予防可能な9つの要因により起こる、その中で難聴が最大のリスク」と指摘されています。
 しかし、補聴器は片耳3間年から20万円、両耳では倍以上と高額で保険適用されません、高すぎて購入をためらい、耳が遠くなってから人と会う機会が減ったとの相談の声が寄せられています。
  墨田区や葛飾区、船橋市や浦安市で支援され、今年度から兵庫県明石市も助成制度をはじめ支援が広がり続けています。
  千葉市では、身体障害者手帳を持つ方に補聴器購入の支援がありますが、手帳交付対象とならない両耳で30~70㏈未満の難聴児には購入費の3分の2の補助制度があり、高齢者への支援がありません。健康で自分らしく生きるために不可欠な施策であり、いくつになっても生涯安心して暮らせる千葉市を共につくろうと呼びかけがありました。
  14日の保健消防常任委員会で審議されます。ご注目ください。かばさわ議員は、亡きお母様の好きな色の紫のネクタイを締めて登壇されていました。お母様もきっと見守ってくださっていると思います。