19日武器1

今朝は、駅宣をお休みしてしまいました。朝は、海浜幕張駅でママの会、幕張メッセで武器見本市に反対する会の皆さんとともにスタンディング。
19日武器2
 浅野ふみ子さん、民医連の先輩の坂本さんもごいっしょに参加しました。都内から、駆けつけたという男性もあり、ママ友の方も参加されるなど運動が広がってきていると感じます。後ろで右翼が妨害行動を起こしていたようです。大音響で邪魔することこそ、取り締まるべきです。
19日武器3

会場の入り口前に20215月のご来場をお待ちしておりますとのメッセージがあり、パンフレットには、DSEI JAPAN 2019 19-21 MAY  Makuhari Messe SEE YOU in 2021と予告しており、再来年の開催を阻止させなければなりません。
19日武器4

予約をしておき、5桁の数字を入力したときには、拒否されましたが、前回も入館できたこと、入れないことにはならないだろうと確認し、中に入ることができました。一緒に参加した、浅野さん、金光さん、坂本さんは、入ることができず、プレスの関係で赤旗の小酒井さんとともに中に入りました。(遅れてかばさわ市議も視察したようです。)

19日武器5

中に入ると、前回の海洋防衛とは規模も企業の件数もけた違いに多く、参加している海外や日本の企業の多いこと、前回は海上自衛隊の制服を着た人が多くありましたが、今回は陸上自衛隊の迷彩服を着た人たちが多かったです。すぐ近くのブースには、森本元防衛大臣で、特別顧問が説明を国会議員とともに受けているところに遭遇しました。

19日武器6
ロッキードマーチンをはじめ、外資系の企業も数多く参加、前回は、NOライフル、NO weaponなどと受け付けて主張していましたが、今回はあからさまな内容に閉口することばかりでした。

19日武器7
前回よりもブースの数がけた違いで、あちこちのブースで展示物を積極的に売り込みをする姿が目立ち、海外の企業はもとより、日本人の企業から来たような関係者が、よく説明を聞いているのが目に留まりました。いわゆる「軍事オタク」のような方は見受けられませんでした。
 IT化を進めて時間短縮する企業や災害時に除染をする車両、風呂の提供や自衛隊員の食糧パックなど必要だと感じるブースもありますが、「防衛・セキュリティ総合展示会」と銘打っていますが、アジアでの展示会は初めてとし、「最新の装備品やシステムについての知識を共有することは、地域の安全保障環境を好転させるうえでも欠かせない努力と言えましょう。そして内外の関係企業が一堂に会することは、今後のビジネスの発展にも欠かせない事です」と西正典実行委員長の挨拶文に刻まれています。

19日武器8
今回の展示は、模型もありますが、実物が展示されているものがあまりにも多いことです。戦車や軍艦のモデルも大きなものだったり、ジープなども実物大のものが展示されています。

19日武器11
護衛艦出雲も、当たり前のように展示され、スタッフの方も悪びれることもなく粛々と説明します。

19日武器9
展示物は、まさに武器見本市で、Glockという外資系の会社では、モデルだといいますが、銃を展示していました。パンフレットの中には銃の機能が違っているものを示し、ナイフまで紹介されており、護身に持つことが当然視するような展示でした。こうした武器を展示することについて会社のスタッフに聞きましたが、政府から後援をもらっているからと正当化する話をされました。
10月10日に国は、残虐なものの展示については後援を検討すると言っていましたが、これは問題ないということでしょうか。
19日武器10
ライフル銃も展示されており、そのほかにも弾丸のみを展示しているフランスの会社もあり、カタログにはいかに性能が違うかを示していました。
19日武器12
どこでもこうした銃が展示されており、そのほかにも戦闘機から水面に落下させて水中で目的を狙い撃ちするミサイルなど紹介しきれないほどでした。
一時間半ほどあちこちを回りましたが、川崎重工でも自衛隊機を作成し、海外への売り込みをしており、三菱では、130年以上生産してきたことを強調し、今後に向けての意欲を示すパンフレットで売り込んでいます。
IHIのロケット開発の売り込み、スバルの戦闘機の紹介など背筋がぞっとするような光景ばかりでした。若い女性の社員が、戦闘機のミサイルの売り込みをしている企業だったので、「人を殺す兵器を作る企業に希望して入ったのか」聞くと、飛行機に興味があったからだといいますが、「うちの企業は直接人を殺すわけではない」と真顔で話していましたが、威嚇するために製造し続け、場合によっては、自然を破壊することもあるのではと尋ねると、「そういう議論もありますね。」とのこと。
そこで働く職員への投げかけも私たちの仕事では?とも思います。
 グローバル企業と日本企業のマッチングイベントのネットワークワーキングフォーラムの中では、西実行委員長の挨拶文に「必要なことは、ただ一つ。積極的に売り込むことです。欧米の企業は客を待っているだけの会社を相手にしません。声をかけてもらうのを待っているものには見向きもしません。」と積極的に売り込むことをけしかけています。
実際、前回と比べてどこでも商品の紹介だけでなく、商談しているであろう場面が見受けられ、憲法九条を持つ国とは思えないものでした。市民局の職員に問い合わせをして、現地の視察をする予定か確認し、行うようですがきちんと見てもらいたいものです。
多くの関係者の方から情報もいただきながら、12月議会でも取り組んでいきます。明日の赤旗にも記事が掲載されるかと思います。

20日新聞記事
記事が出ましたが、運動されている方の紹介がされず、申し訳ないです。
お時間のある方、興味のある方、ぜひ明日の10時からの海浜幕張駅でのスタンディングに参加していただきますようお願いいたします。