日本共産党千葉市議 中村きみえのブログ

ヤフーのブログから引き継いであります。。市議7期目となります。議会だけでなく様々なことを投稿します。よかったらお立ち寄りください。

お世話になります。日本共産党千葉市議の中村きみえです。議員として一市民として発信します。

2016年09月

イメージ 1
 本日は、議運があり、夜はミルフィーユコンサートがありました。昨日に続いて一般質問の報告をします。
 ●メガソーラーについて
 6月議会でメガソーラーを含めた太陽光パネル設置に問題で党市議団が条例提案、一般質問、幕張2丁目のメガソーラー問題での陳情審議で、住環境への対策を講じる重要性が明らかになりました。市内全体で1000キロワット以上のメガソーラーは、23件あり、10件導入されていますが、残り13件は、千葉市は知りうる立場にありながら、対策を講じていません。すでに農地転用で、耕作している農地を3万8千㎡もメガソーラーとなる実態も指摘し、富士宮市では、今年度から条例制定され430基の進出申請があっても1基も設置を認めていない実態を示して、市でも条例設置を求めました。幕張地域では、通学路確保のための赤道の敷地を市道幕張140号線への付け替えと20年後の設備を撤去するまで対応をするよう求めました。
 
●急傾斜地について
 市内では96カ所あり、施行済みが24か所、一部施行済みも含め72カ所が未整備です。大型台風の発生で急傾斜地の対策は急務です。2005年以降議会で事業が進むよう質してきました。政令市で市事業として対策を講じているのは4市で、住民負担があるのは浜松市と千葉市のみです。地元検見川5丁目は平成5年の事業指定されても整備されず、5%の負担が多く進まない状況を示して、大阪府の条例の減免制度を県にも求めつつ、市でも実施を求めました。市は「負担額の減免について研究を進める中で千葉県と協議・調整を図っていく」と答弁がありました。一歩前進しました。

イメージ 1
 本日は、私と野本議員が登壇して一般質問を行いました。公民館について、メガソーラーの対応について、急傾斜地について、花見川区では、瑞穂情報図書センター、検見川5丁目交差点の安全対策を質しました。
 どの問題も住民にとって切実な問題であり、関係者の方に傍聴にお越しいただき、励まされました。ありがとうございます。 いくつかに分けて報告したいと思います。
 公民館の問題については、陳情が継続審議となり、指定管理者制度の導入で市の課題があたかも解決するかのような主張をしていることを批判し、なぜ直営で課題解決をしてこなかったのか、社会教育法第20条から、全市に1か所の生涯学習センターと、身近な公民館とでは、役割が違うこと、指定管理者制度の導入はなじまないことを指摘しました。
 市は、「通年開館など対応してきた。生涯学習ニーズの多様化や従来型の地域コミュニティの希薄化等公民館を取り巻く諸課題を解決するため、導入に向け検討を進めている」と答弁。
 決算審査特別委員会の教育委員会の審議で紹介した公民館を考える会のフォーラムで黒砂公民館の地域防災に関わった例を示して、「直営だから市と連携し柔軟な対応ができた」という主旨の発言や、住民が奮闘した講座の企画や3.11の避難所としての役割など直営だからこそ行える実践を示して求めました。
 ある公民館の運営懇談会では反対の決議をしたと聞いていることも指摘し、国立市が住民の声を聞き講座を考え検討し、憲法を基調に講座を実施するなど市は直営で予算を増やし、住民とともに豊かな公民館活動を実践する先進自治体に学ぶよう求めました。

イメージ 1
 本日は午前中、農業委員会の総会がありましたが、非公開の為、詳細を報告できません。昨日、吉田市議と、佐々木市議が一般質問に登壇しました。
 吉田市議は、若者の雇用について無権利状態で働く若者の実態を示して、党の政策への市の見解を質し、湖西市や東京都の様に最低賃金の格差是正のための取組みを求め、川崎市での「働くためのガイドブック」の取り組みを紹介し、市でも取り組むよう求めました。
 地元では稲毛東の納骨堂建設の問題で流山市での葬儀場建設問題や横浜市、野田市での条例を紹介し、不要な墓地整備への対策を求めるよう質問しました。また稲毛駅東口の再開発についても改善を求めました。
 防災対策については、避難所運営委員会が約8割設置され、黒砂防災組織での取り組みを紹介し、区によって、活動への補助に差が出ている問題を指摘し、市立で制度化を求め、「早急に制度化について検討する」と答弁がありました。
 

イメージ 2
 佐々木市議は、平和行政について千葉市での平和啓発事業の取組みと若い世代が訪れるイオンモール幕張新都心などへの協力要請を求め、「なるべく多くの方に来場いただける開催場所の確保に努める」と答弁がありました。戦争体験を語り継ぐ交流会や被爆体験の実相を伝える取り組みを求め、子ども達青広島や長崎市平和大使として派遣することも重ねて求めました。また南相馬市で全戸に配布された日本国憲法の小冊子を紹介し、市長が東日本大震災や福島原発事故に直面し、憲法とは何かを考えていただきたい、恒久平和の必要性を考えさせられていると市長の挨拶を紹介し、千葉市でも配布する取り組みを求めていました。
 美浜区の若葉住宅地区の開発のあり方や幸町地区の学校跡施設の利活用、幸老人センターの今後についても地元の要望を踏まえて質問しました。

イメージ 1
遅くなりましたが、しおかぜ通信9月号です。すでに配布させてもらっています。本日は、佐々木市議、吉田市議の一般質問がありましたが、追って報告します。
イメージ 2

イメージ 1
本日から一般質問が始まりました。わが党からは、かばさわ洋平市議が登壇し、公立小中学校エアコン設置トイレ改修について、給付型奨学金制度、土気駅北口周辺道路整備について質問しました。
 
 ●エアコン
 小中学校の保健室利用者をグラフで示して、暑さで体調を崩す子どもたちの利用が多いこと、福岡市でエアコンを設置校と未設置校での保健室利用者の有意差を指摘し、体調を崩す子供を減らし学習に集中できる環境を求めました。トイレ改修は、今年度5校、約3億7千万で改修予定で、今後15年後で80%の洋式化率を目標に進めるとのこと。請願の結果については、「重く受け止める、今後審議会において審議を行うに際し、予め学校現場の声を十分聞くことが必要」と答弁、市長が夏場の学校現場を視察したのか質問すると教育次長が「夏場の学校現場への視察は特に行っておりませんが、夏の暑い時期に業務として学校を訪れる機会もあります」と、答弁しています。行った時の感想を聞きたいものですが、再度、椛澤議員が学校現場を訪れるよう求めましたが、ついに市長は答弁すらしませんでした。一般質問であっても必要なことは答弁すると言いながら都合が悪くなると、答弁しないというのは、誠意のない対応です。
かばさわ議員は、教育費児童生徒一人あたりの額で20政令市でワースト5に入る低さを指摘し、福岡、北九州市の市長が現場を見て決断したことを紹介して設置を迫りました。
 ●給付型奨学金制度について
児童養護施設等を退所した子どもが、進学をあきらめることがないように給付型奨学金の制度を今議会に条例提案し、改めてその問題を質問しましたが、市は「子どもの貧困対策の検討をしている」とか、「国が給付型奨学金の創設の動向を注視する」と市独自で対策をとろうとしていません。

 

↑このページのトップヘ