日本共産党千葉市議 中村きみえのブログ

ヤフーのブログから引き継いであります。。市議7期目となります。議会だけでなく様々なことを投稿します。よかったらお立ち寄りください。

お世話になります。日本共産党千葉市議の中村きみえです。議員として一市民として発信します。

2015年02月

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 報告がずれずれになっておりますが、26日に行われた教育未来常任委員会の報告をいたします。
 ●平成26年度千葉市一般会計補正予算
 保育情報モデル事業について 携帯電話を活用して連絡を行う事業は、保護者の同意があるのか。その内容や使い方について質問しました。良く精査したうえで検討してほしいと指摘しました。
 放課後学習支援事業費については、放課後に、学校の空き教室を使って、塾や企業、大学などが学習支援をするとのことですが、費用が有償のため。塾などが行った場合、誘導されないか懸念する。費用がかからず基礎的な学力向上のために行うべきではないかと主張し、反対しました。
 
 有償という問題についてはほとんどの会派の委員が懸念の声を発していたというのは、やはり同じように懸念を示している表れだと思います。
 学校施設解体・改修については、対象校が3校なのは予算上なのか実務上なのか質問、入札不調とならないように執行できるよう求めました。
 ●議案第50号千葉市教育委員会教育長の勤務時間、休暇等に関する条例の制定について
 ●議案第51号千葉市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例について
 ●議案第52号千葉市教育委員会委員定数条例等の一部改正等について
50~52号までは一括して審議を行いました。今回の議案は教育委員会制度を定める法律、地方教育行政の組織と運営に関する法律、地方教育行政法が改悪され、条例案が示されたもので、代表質問に基づき、質問しました。制度改正の違い、新教育長が一般職から特別職になる違い、教育委員会制度発足の3つの根本方針、①地方分権②民意の反映(レイマンコントロール)③一般行政からの独立は、改正案においても変わらないとの国会答弁と千葉市は同じ立場か質問。
 今回の制度では首長の関与を強める首長任命の新教育長、首長の教育大綱決定権、総合教育会議が示されていますが、教育委員会と首長とが対等平等な関係で広範な住民参画のもとで民主的に行われるのか質問、現状の教育委員会としての機能を担保できるのか質しました。教育委員会の独立性の担保できている面は良いものの、現在の和田教育委員会委員長が大変リーダーシップを取りながら進めていたために、この職がなくなるため、遺憾だと話し、50,51号は賛成しましたが、52号は反対しました、
 ●議案第53号千葉市史跡保存整備委員会設置条例の制定について
専門家だけで進めてよいのか、市民参加、情報公開、説明責任の在り方を質し、反映できるように求めました。
 ●議案第54号千葉市児童文化センター設置管理条例の制定について
 蘇我の南部児童文化センターが、老朽化と子どもの利用も少なく、廃止した後、自治会集会所として活用するための条例です。地元と協議をし、自治会として活用するようですが、子どもの居場所である児童館の設置をすべきだと主張しました。
 ちょっと長いので、引き続き明日もご報告します。写真は幕の内弁当です。これも600円で、おいしいです。
 
 

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 昨日に続いて予算分科会の教育委員会の報告をいたします。
●いじめの問題について
 いじめの問題で生徒や保護者にアンケートが実施されている件でどう活用するのか質問。文科省の通知で学校独自で調査を行っているとのこと。本人や周りでいじめがあるかないかなどといった質問程度で、回答によっていじめが確認できるのか、内容や回答方法など、もう少し工夫が欲しいと主張しました。
 不登校解消率の定義指導の結果、登校できるようになった生徒数の全不登校数に対する割合)と全国平均30.4%、千葉市の実態(33.9%)小学校のスクールカウンセラーの6か所の配置は人員増をすべきではないのか質問。「より増員することで効果がある」と答弁。
 山形県での少人数学級編成については、千葉市は学力向上、不登校児童が少ないことを評価していました。今年度非常勤の教員が人員不足で労働時間を調整しており、新年度は、そうならないか質問。「計画的に配置したい」と答弁。
 2月23日にはたの君枝衆院議員が小中学校全学年での35人学級を求め安倍首相も実現に向け努力したいと答弁し、国が予算措置するよう求めており市独自で実施を求めました。「県費移譲課で効果的な配置をする」と答弁。
 動物愛護の「ノー・ヴォイス」という映画の紹介をし、傷を負った犬が回復する姿を示しながら、命の大切さを児童文学作家の方が、講演活動をしていることを紹介し、ぜひ、千葉市でも講演やDVDなどご覧になってはどうか?と質問。
教育支援の担当課長さんは、本も読んでくださり、動物愛護の問題なども市でも取り組まれており、これからの道徳の時間にも参考にしていただけそうです。
●瑞穂の図書館分館について
新年度予算で区役所内に設置され平成29年3月に開館予定とのこと。昨年の決算分科会で主張した住民からの要望をどう反映したのか質問。「意見寄せられており対応を考えていきたいとのこと」子育て中の親子が気兼ねなく利用できるようなスペースの確保などを求めました。
●公民館の2016年度指定管理者制度導入について
反対の声が出されているのに進めるのか、市職員が行うことを否定し、人事配置の在り方が問われていないか質問
市は、「指定管理の導入も手法の一つ」「人事配置は適正に配置」「地域の皆様のお力を借りることは、公民館を地域の交流拠点として運営していくうえで肝要。必ずしもコスト優先ではないと答弁
●危険ドラッグへの学校の対応と実態
小学6年生にパンフ配布、中学2年生にパンフを配布し指導。中3では、保健体育で薬物乱用と健康について指導しているとのこと。夜回り先生の水谷先生が、ドラッグの問題で高校生向けにわかるような本を出しており、身近に迫っている問題についてぜひ、周知を徹底してほしいと要望しました。
全体で一問一答で45分を目安ということで持ち時間を目いっぱい使って、求めました。
写真は、記事と関係ありませんが、ミニ盆栽。Kさんのお宅に伺い、見事だったので紹介しました。


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 昨日は、教育委員会について予算の分科会が開催されました。
●学校環境整備について
新年度予算でエアコン設置は中学校38校、学校の老朽化対策は、改修が小学校16校、中学校4校、特別支援学校3校、トイレの洋式化は、小学校9校、中学校9校、特別支援学校1校の内訳と今後どのくらいかかるのか質問。
エアコンは音楽室や特別支援教室などに約400室を4~5年かけて整備する予定。老朽化対策は30年、トイレは15年かかるとのこと。
 昨年9月にエアコンの設置を求めて主張し、国の補助金を求めて早期に対応すべきではないか、教育予算が少なすぎる。教育環境整備のために増額を求めました。
せめて夏場に緑のカーテンの設置の状況だけでなく、より効果的な対応を専門家のアドバイスも得ながらしてはどうかと指摘しました。
 市は、まず3つの対策を優先し、国の補助金の状況を見守る。グリーンカーテンの対応は今後検討していくとのことでした。
●子どもの貧困の問題について
学習支援の対策について、高知市の高知チャレンジ塾の状況について市に見解を求め、千葉市も小学生の段階から学習面での対応をすべきではないかと提案しました。市は、国の動向を注視するとのこと。
就学援助の問題でも、千葉市が相変わらず低い水準のまま推移し、所得の基準を示す例示のケースは、表示されたものの生活保護基準の1.0倍のままで申し込みは、学校が窓口だけでは、不十分と改善を求めました。
 こども未来局でも質問した食生活調査結果について学校での把握や対応について質問しました。個別の実態などは、回答がありませんでしたが、給食を頼りに食をつないでいるおこさんもいることを指摘し、実態調査を求めました。
●教育委員について
この間の教育委員としての仕事の内容と、保護者代表との意見交換会、教育委員会議で施策に反省されたことは何か質問しました。教育委員会議が行事や会議、研修、視察などを行っていることが紹介され、市のPTAとの懇談についてもエアコン設置についてが話題になったようです。現地視察などの結果で、現場の教職員の環境改善が実現し、認知症サポーター講座を学校で子ども向けに開催されるなど実績もありました。教育委員会議の議事録を拝見しても、委員の方が主体的に、提案したり質問して活発な議論がされていることがわかり、引き続き行ってもらいたい旨を話しました。
続きは、明日に報告します。
写真は、Nさんから先日の集まりでプレゼントされたカードです。かわいらしくてほのぼのした気持ちになりますね。

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昨日に続いてこども未来局の報告をします。
●子どもルーム
新年度の待機児の状況と対応を質問。1年から3年生の待機が170人から2月には199人に。4年生以上は112人で合計311名の待機児。市は、低学年ルームへの希望は70名。4月から4年生以上のルームに誘導していきたいとの答弁。3年生の待機児を高学年のルームでの入所のための環境整備をしていくとの答弁でしたが、そもそも、高学年は特別教室を使い、おやつもなく、保育の質も違っていることを指摘し、4年生以上での希望者は40名定員いっぱいのルームは1つだけということが明らかになり、特別教室ではなく、必要な対策を講じるよう求めました。
●児童虐待
新年度予算では、一時保護所の5名の増員以外にどう対策を強化したのか質問。
健診未受診者の家庭の訪問、非常勤の看護師を1名から2名へ増員、児童相談所へのエアコン設置や非常勤嘱託職員を増員、こども家庭支援室を支援課へと格上げし対策を講じるようになってきたとのこと。お子さん自身が、SOSを発信できるように、どこに相談すれば子どもたちを救えるのか、カードなどを配布できるようにしてはどうかと質問し、市は検討するとのこと。
●成人式の運営
予定時間よりかなりオーバーした原因について質問。実行委員会で協議はしているようですが、市長の挨拶も長いこと。盛りだくさん過ぎたので、もう少し、内容の工夫をしてほしいと主張しました。市も検討するとのこと。
●保育について
小規模保育について第2次実施計画では、現在13カ所を、平成29年度には47か所増の60か所に増設。保育所新設などは、39か所増の181か所に。認定こども園も36か所増を掲げており、小規模保育所の突出している問題を指摘し、A、B、C型保育で保育士配置が違っており、質の担保のためには、すべて保育士を配置することが望ましい。愛知県の豊中市では、A型を基本としていると自治体独自で努力していることを紹介し、千葉市でも行うことを求めました。
市は、平成31年度までに4千人の整備をし、既存施設を最大限活用し、認可外を認可化していくこと。B型では50%保育士が配置されればよいが、75%になると公定価格が増えるために配置されるのではないかと答弁しています。
保育士の確保についても見通しを質問。公立保育士の採用状況の報告がありましたが、公立と民間では給与の格差もあり、人員不足と一般職より低い賃金のために待遇改善が必要だと主張しました。
往復の時間で45分間では、用意していた質問をすべてこなすことができず、後半は端折ってしまいました。
待機児解消策では新検見川駅や幕張駅周辺で、市が募集をかけても民間事業者待ちでは、改善されないことを指摘し、瑞穂の保健福祉センターの脇の駐車場が区民ホール予定地であり、こうした場所に保育所の設置をすべきだと主張しました。
公立の認定こども園については、それぞれの園で1号認定の子どもが1名ずつしか集まらないことを指摘し、障害児受け入れ枠としている理由を質問。市は、障害児を入れると言うだけでなく、優先枠となっていると答弁がありましたが、今急いで認定こども園をするべきなのか、辞退する園が出るなど、疑問があります。

写真は、検見川子どもルームの前で、現状は100名入所ですが来年度から120名定員で行うそうです。
 

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 本日は予算分科会2日目です。私は、教育未来常任委員会の担当なので、本日は、こども未来局の審査を行いました。
●子どもの貧困について
学習支援の対策を中二、中三の実績と費用を質問。(平成25年度、中2は43人。中3は61人で904万円。中1まで拡大した場合の費用は算出していませんが、今年度から生活保護家庭だけでなく、生活困窮世帯にも拡大しているとのこと。子どもの貧困対策推進法が施行され、学習が必要な子どもたちへの対策を講じることを求めました。
また、児童養護施設から大学進学する際、大学進学等自立生活支度費については
30万円ほど退所時に出ると答弁。それでは、アパートを借りて、学費の支払いなどは、足りないことを指摘。市は状況をみていきたいとのこと。
 県の子ども貧困対策計画は、2015年度上半期に調査するようですが、県議会での党議員の質問に対し市町村のケースワーカー任せのような答弁があったことを指摘し、市が具体的にどう検討するのか質問しました。
 NPО法人フードバンクと新潟県立大学の食生活で、一日一回バランスのとれた食事を一日1回も取れていない世帯が、86%で、一人あたりの食費が329円という数字と体重減少、貧血が出ていることを指摘し、保育所などの実態把握はどうなっているのか質問。個別で把握していないとの答弁でしたが、私から必ず朝食は何を食べたのか記録をするため保育士が把握しているはずと指摘し、子どもたちがどんな食生活なのか実態調査をして対策を講じるよう求めました。

●子どもの医療費について
昨年8月から中3までの通院医療費も無料化され、受診率の変化はあったのかどうか質問。田村智子参院議員が、群馬県で、2009年10月に就学前から中学卒業まで拡充し、1か月で喘息の受診が20%、アトピーは16%増えていると指摘し、高3まで無料化した場合の費用を質問。現状の自己負担額では、現状は35億6千万かかり、高3までは3億7千万で拡充できるようです。
 いすみ市の様に、高卒まで無料化し、周辺から人口が流入するようなことも起こっており、経済的な負担を軽減し、病気の早期発見、早期治療のためにぜひ進めてもらいたいと質問すると、状況をみて検討するとのこと。

●共済給付について
日本スポーツ振興センターの災害共済給付で法改正によって、小規模保育への適用がどうなったのか質問。国会で超党派で審議されており、家庭的保育や小規模保育事業も対象となる予定とのこと。私どもがかねてより、子どもたちが(保育所などと)同じように災害時に見舞金を受けられるようにと主張してきたことを発言し、実現できるよう求めました。

まだ途中ですが、文章が長く、明日以降に報告します。
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