報告がずれずれになっておりますが、26日に行われた教育未来常任委員会の報告をいたします。
●平成26年度千葉市一般会計補正予算
保育情報モデル事業について 携帯電話を活用して連絡を行う事業は、保護者の同意があるのか。その内容や使い方について質問しました。良く精査したうえで検討してほしいと指摘しました。
放課後学習支援事業費については、放課後に、学校の空き教室を使って、塾や企業、大学などが学習支援をするとのことですが、費用が有償のため。塾などが行った場合、誘導されないか懸念する。費用がかからず基礎的な学力向上のために行うべきではないかと主張し、反対しました。
有償という問題についてはほとんどの会派の委員が懸念の声を発していたというのは、やはり同じように懸念を示している表れだと思います。
学校施設解体・改修については、対象校が3校なのは予算上なのか実務上なのか質問、入札不調とならないように執行できるよう求めました。
●議案第50号千葉市教育委員会教育長の勤務時間、休暇等に関する条例の制定について
●議案第51号千葉市教育委員会教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例について
●議案第52号千葉市教育委員会委員定数条例等の一部改正等について
50~52号までは一括して審議を行いました。今回の議案は教育委員会制度を定める法律、地方教育行政の組織と運営に関する法律、地方教育行政法が改悪され、条例案が示されたもので、代表質問に基づき、質問しました。制度改正の違い、新教育長が一般職から特別職になる違い、教育委員会制度発足の3つの根本方針、①地方分権②民意の反映(レイマンコントロール)③一般行政からの独立は、改正案においても変わらないとの国会答弁と千葉市は同じ立場か質問。
今回の制度では首長の関与を強める首長任命の新教育長、首長の教育大綱決定権、総合教育会議が示されていますが、教育委員会と首長とが対等平等な関係で広範な住民参画のもとで民主的に行われるのか質問、現状の教育委員会としての機能を担保できるのか質しました。教育委員会の独立性の担保できている面は良いものの、現在の和田教育委員会委員長が大変リーダーシップを取りながら進めていたために、この職がなくなるため、遺憾だと話し、50,51号は賛成しましたが、52号は反対しました、
●議案第53号千葉市史跡保存整備委員会設置条例の制定について
専門家だけで進めてよいのか、市民参加、情報公開、説明責任の在り方を質し、反映できるように求めました。
●議案第54号千葉市児童文化センター設置管理条例の制定について
蘇我の南部児童文化センターが、老朽化と子どもの利用も少なく、廃止した後、自治会集会所として活用するための条例です。地元と協議をし、自治会として活用するようですが、子どもの居場所である児童館の設置をすべきだと主張しました。
ちょっと長いので、引き続き明日もご報告します。写真は幕の内弁当です。これも600円で、おいしいです。