日本共産党千葉市議 中村きみえのブログ

ヤフーのブログから引き継いであります。。市議7期目となります。議会だけでなく様々なことを投稿します。よかったらお立ち寄りください。

お世話になります。日本共産党千葉市議の中村きみえです。議員として一市民として発信します。

2011年05月

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 5月27日の午後3時から農地部会が行われました。報告が農地部会分が遅れてしまいましたが、お知らせします。17名ずつ農地部会と農業振興部会に分かれ、私は、農地部会の第2分科会で運営委員も行うことになっています。
 農地部会では、議案が6号、報告が6号あり、議案では、賛否を問い、質問や意見をその場で行います。今回は、総会直後の農地部会で、議案を机上に直前で渡され、その場で説明して、質問を受けたので、かなり面食らいました。
 (次回からは資料は事前に渡されるそうなので、確認調査した上で、審議していきます)
 議案では農地法第3条の規定で、農地の所有権を移転する場合には、農業委員会の許可がいるため、農地部会でこれをはかるというものです。
 障害者の就労支援に畑で作業するために行うという案件が出されました。
私からは、周辺住民への説明の有無について質問。そのほかにこうした事例の有無とその後の状況をうかがいました。特に周辺住民への説明の義務は示されていないようですが、トラブルなく共存できることを望みます。
 農地法第4条「農地の転用の制限」では、市街化区域内の農地を農業委員会に届け、農地以外に届け出ることができるとされています。
 農地法第5条では、農地を農地以外のものにするために農業委員会の許可が要るために、その審議をするというものです。
 住宅や駐車場、資材置き場などの申請でした。すべて全員賛成で可決されています。
 そのほか、農用地利用集積計画(案)農業基盤経営促進法に基づいて農業生産法人が事業を拡大するため、賃借権の設定期間と権利者義務者を報告し審査する問うものです。企業の実績などを伺い、議案に賛成しました。
 新たに農業をする方には、農業委員会で「農業経営実施計画書」が提示されます。年間の収支、支出計画数人で大変少ない所得にしかならず、これで採算が取れるのか、生活の見通しはあるのか、今後団塊の世代が希望した場合、どう知らせていくのかなど伺いました。
 そのほか、農地利用集積円滑化事業規定変更は、主に言葉の修正と統一した言語にするというものでしたので、賛成しました。議案はすべて賛成でした。
 報告6号までは報告を受けておくというものでした。報告に何号という表現があったのは農業委員会だけで、1時間あまりの審議は、かなり密度の高いものでした。
 上の写真は、総会時に配布されました。
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 これが配布されたファイルの中に入っているものです。活動記録をつけて提出する義務があります。そして農家からの相談を受けるカードが右のもので、一枚ずつはがせるようになっています。
 ベテランの農業経験者ばかりなので、アドバイスを伺いながら、引き続き取り組んでいきたいと感じます。
 

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 28日の学習会では私も「千葉市における特別養護老人ホームの現状と今後の展望」について話をさせていただきました。
 千葉市では4月1日現在特別養護老人ホームの待機者は2043名、市内の高齢者施設について、その性格、入れる対象について資料で示し、整備状況などを報告。地域間バランスが取れていないこと。手を上げた事業者任せになっていることを紹介し、必要な場所に設置を求めていることを話しました。
 千葉市の計画は、平成21年度から23年度までの3カ年計画では2,512床分の予定を、今年度、278床分、計画より多く予算がつきました。しかし、待機者が多く、施設整備をもっ進めていくことが必要だと強調しました。
 国の動き
27日の衆院厚生労働委員会で、民主、自民、公明、みんなの党が、介護保険法改定案に賛成多数で可決し、十分な審議を行わないまま、「要支援」と認定された高齢者への保険給付を市町村任せにしようとしている問題を取り上げました。
 また、菅政権の下、ペイアズユーゴー(pay as you go)原則(新たな施策は新たな財源を確保しない限り、おこなわない)と民主党政権後、特養ホームの待機者42万人を優先入所の対象者は22.5%だと待機者を小さく見せようとして、施設整備を行おうとしていない立場を批判。
 食費や居住費についても対象要件を厳格化して、引き上げを狙っていること。経済同友会の介護保険政策では、介護を自立した産業にと海外への販路拡大、競争原理を働かせて株式会社などの参入を促す方向が出されていることを紹介しました。
 政府は昨年の10月に参酌標準を廃止して、自治体が施設整備を行うことの制限をかけなくなりましたが、一方で、そのための財源を保障することは言及せず、公的責任が問われています。
 千葉市では・・・
 施設の整備について、中央区では市立病院跡地に、美浜区では学校の施設活用、花見川区では、畑町通勤寮跡地、検見川送信所跡地の活用を図るよう運動していることを紹介しました。
 参加者から、施設の建設費と国や市のの補助、待機者ゼロへの取り組み、施設整備と財源の考え方、県からの千葉市への助成の有無、政治家と施設建設の問題など、さまざまな質問が出され、活発な意見交換ができました。
 

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 本日、市原市議選挙の告示日です。私は山内のぶよし候補の応援で伺いました。
 雨の中でしたが、支援する方で事務所内周辺にとたくさんの方が集まりました。
 田村智子参議院議員からは、震災救援のために共産党が奮闘し、原発問題で国会での取り組みと党の値打ち、コンビナートでの火災事故などその対策のために市議団が奮闘していること。国保料引き下げのために尽力しているのは共産党。ぜひ市議会に山内さんをと応援の訴えがありました。
 
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 候補者の山内のぶよし候補からは、東日本大震災後、救援募金に取り組み青森出身として他人事ではないと発言。コンビナート火災への対応も含めて防災対策を取り組むこと、住宅リフォーム助成、特養ホームの待機者解消、国保料引き下げなどの公約を述べ、生活相談している中でわずかな年金で暮らし、生活がままならない実態を示しながら市政で尽力したい決意が語られました。
 昼の時間、野本議員が宣伝カーで演説を行い、私もアナウンサーをしました。
 

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 本日千葉市社保協の定期総会と千葉市高齢者・障害者の介護を良くする会の総会も開催されました。
 記念講演として、千葉市介護を良くする会事務局長で今井町診療所ぬくもり相談室の岩谷久美子さんが「老いても地域(ここ)で生きたいー困難な実態と私たちの思い」と題して講座があり、私からは、「千葉市における特別養護老人ホームの現状と今後の展望」という内容で話をさせていただきました。
 高齢者の生活実態について60代の方が無保険で受診するケースが紹介され、年金の削減、後期高齢者医療制度の廃止の見通しが立たず、介護保険法の改正で自治体任せ、民間に丸投げしていると指摘。子ども世帯は3人に一人は非正規雇用、社会保障も厚労省が「全員で参加し支える社会保障の安心」だと共助こそが、日本の社会保障だと生存権がないがしろにされていると批判。
 地域で生きる住まいの問題では、自宅での介護サービス、介護保険での施設、保険外の多様な施設について紹介され、とくに有料老人ホームは、貧困ビジネスとなっている場合も多いと指摘。3畳ほどの部屋に管理費を取り、トイレと風呂を共用で行われている実態も示され、有料老人ホームは、契約書をよく確認しておくことが必要だと強調。
 特養ホームの役割については、ユニット個室、ユニット型準個室、従来型個室、多床室と食費、個室代、利用料など保険料の段階によって支払う金額が違うことを表で示し、30,880円から16万円程度まで、他にも医療費や日常生活用品、小遣いなどがかかる。生活保護を受けている人でも個室に入れるようにするべきではないかと国に求めると、自治体や施設の経営者に負担を負わせるならできるとあくまで国が責任を持って負担しようとしていないことが明らかになりました。
 社会保障のあり方が、「所得の再分配」から「逆進性の負担」にさせようとする動きがあり、憲法25条を追求し施設作りを進めていくことが必要だと話されていました。
 
 

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 本日午後から農業委員会の総会がありました。
 農業委員会も、農地部会も傍聴が可能です。一人も傍聴者はいませんでしたが・・・。
 委員の異動について、所属部会、運営委員、地区担当について示され、私は畑・幕張地区の担当となりました。
 農業委員会の適正な事務実施については、農業委員会として目標、達成に向けた活動点検・評価、23年度の目標、達成に向けた活動計画について示されました。農業者に意見募集をしたようですが、意見はなかったようです。
 農業生産法人からの報告の対応が、督促を行った法人が12あり、督促後に2法人は提出していますが、それ以外が未提出だということについて質問し、遊休農地の対応についてを質問しました。
 督促は続けていること、遊休農地は、目標の3ヘクタールに対して3.7ヘクタール実施し、今後4ヘクタールにしていこうという方針が示されました、
 
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 農地部会

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